" /> 国際協力に関わりたくなる映画 3選

国際協力に関わりたくなる映画 3選

国際協力全般

僕は大学時代にカンボジアでの教育支援を行うNPO、大学卒業後は青年海外協力隊として活動していました。今回は僕が影響を受けた作品をご紹介します。

専門的な知識は不要で、それほど内容が重すぎず、前向きに国際協力に興味を持ってもらえるような作品を選んでみました。

これから国際協力に携わってみたい方は、ぜひ見てみてください。

僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.

150万円でカンボジアに学校を建てる! 向井理主演で現役大学生の体験記を映画化
[見どころ] 2008年に自費出版された現役大学生・葉田甲太の体験記を映画化。仲間と遊び、飲み、バイトもして、ときにはナンパもする。そんなどこにでもいそうな大学生が、ひょんなことからカンボジアに学校を建設しようと奔走する姿をさわやかに描き出す。主人公の医大生・田中甲太(コータ)役を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』や映画『パラダイス・キス』への出演で注目を集める向井理。コータの友人たちを演じるのは、ドラマ『GOLD』の松坂桃李、『東京島』の柄本佑、『十三人の刺客』の窪田正孝。さらに、阿部寛がコータたちの活動を気にかけてくれる教授役として共演し、存在感を放っている。監督は、『同じ月を見ている』の深作健太。

https://www.youtube.com/watch?v=MgH5xIv3hUk

大学1年生で受講したボランティア論の課題で視聴した映画。僕が大学でカンボジアで学校建設に携わることにした決定打です。

国際協力に関する専門的な知識もない大学生が、「カンボジアに学校なんて普通じゃなくて、楽しそう」みたいな軽めの理由で活動をスタート。しかし、ポルポト時代のカンボジアの暗い歴史やエイズなど、自分たちではとても解決できない現実を目の当たりにします。「僕たちは世界を変えることができない」んですよね。それでも、「自分にできることをやろう」と背中を押してくれる一作です。

原作小説

作者の葉田さんは現在も世界で医療支援を行っています。

風に立つライオン

ケニアで医療ボランティアに従事した実在の医師・柴田紘一郎氏の話に、さだまさしが着想を得て作った楽曲から生まれたヒューマンドラマ。ケニアの病院で働くことになった日本人医師が、心と体に深い傷を負った患者たちと向き合っていく。監督はさまざまなジャンルの作品を世に送り出してきた三池崇史。テレビドラマ「JIN -仁-」シリーズなどの大沢たかお、『幕末高校生』などの石原さとみ、『さよなら渓谷』などの真木よう子らが集結。医療のあり方を見つめた物語に加え、ケニアの雄大な風景も観る者の胸を打つ。

https://www.youtube.com/watch?v=akW-lI9Kuxs

ケニアの美しい自然の中で医療現場を扱う本作は結構”重い”映画。少年兵の問題や、海外で働く医師を日本で待つ側の気持ちなど考えさせられるテーマがたくさんあります。

僕が本作を好きな最大の理由は、人はなぜ人を助けるのか、国際協力はなぜ必要なのか、根本的なメッセージが詰まっているから。特に医療系の職種の方、アフリカに興味がある方には見てほしい映画です。

クロスロード

【ストーリー】  カメラマンの助手になったものの、目標の見えない日々を過ごしていた沢田(黒木啓司)は、自分を変えようと青年海外協力隊に飛び込む。だが、訓練所でもボランティア精神を地で行く羽村(渡辺大)と対立したり、規則を破ったりと、何かと問題を起こしてしまう。  彼らの仲を取り持つ助産師隊員の志穂(TAO)と共に、フィリピンに派遣される二人。沢田は観光省での仕事に不満を抱くが、羽村は失敗しながらも田舎の村でドジョウの養殖を順調に進めていく。そんな優等生タイプの羽村を沢田が好きになれないのは、反発していた亡き父の面影を見るからだった。ある日、野心的な写真を撮ろうとバギオの街を訪れた沢田は、少年ノエルと姉のアンジェラと出会い、この国の現状に胸を痛めるが、無力感のうちに帰国する。それから8年、協力隊での体験は二人をどう変えたのか? 震災後の東北での久しぶりの再会に思わぬ答えが待っていた─。

https://www.toei-video.co.jp/catalog/dszd08154/

青年海外協力隊の発足50周年記念に制作された映画。

青年海外協力隊の現実を(かなり”キレイ” で ”アツい”感じではあるが)描いている一本。主人公の沢田が抱える「協力隊を通して自分なんて何もできなかった」という無力感は多くの協力隊が実際に抱えているモノだと思う。青年海外協力隊に興味がある方は見て損はない映画。

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