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国内の教育関係の支援団体・ソーシャルビジネス10選

教育

日本国内の子どもの貧困や教育格差など教育関係の社会課題にアプローチするNPO・企業10選をまとめました。

子どもの教育関係の支援に興味のある方、将来的に教育に携わりたい方など向けの記事となっていますので、ぜひご覧ください。

NPO法人 Learning for All

「子どもの貧困に、 本質的解決を。」というテーマで、「子どもの貧困問題」を解決すべく、3つのアプローチを展開

①一人に寄り添う
→居場所づくり、学習支援、食事支援、保護者支援

②仕組みを広げる
→ノウハウ展開事業、ノウハウ共有プラットフォームの設立

③社会を動かす
→啓発、人材育成、政策提言

子どもの貧困

日本の子どもの7人に1人、ひとり親世帯に限ると2人に1人が、「貧困」状態にあります。

認定NPO法人カタリバ

NPOカタリバは、どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、
すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現しようと活動しています

https://www.katariba.or.jp/outline/philosophy/

家庭環境、災害、過疎地などの要因で生じる「きっかけ格差」がある中でも、意欲と創造性を全ての10代に届けるための活動をしているカタリバ。具体的な活動は4つ。

Theme-01 DISCOVER  10代の日常に探求を

→生徒主体で校則やルールを見直す「みんなのルールプロジェクト
→高校生と本音で語り合う「高校生の探究心に”火を灯す”授業」がコンセプトの「出張授業カタリ場
などなど

Theme-02 RESILIENCE 逆境から未来をつくる

→様々な理由で学校に通うことが難しい児童生徒とその家族へのサポート「オンライン不登校支援プログラム
→言語や社会的つながりが少なく孤立しがちな「外国ルーツの高校生支援プロジェクト
などなど

Theme-03 GLOCAL 未来の学力をいなかから

→甚大な被害を受けた岩手県大槌町での学習支援や居場所づくり「大槌臨学舎」など

Theme-04 POSTTRAUMATIC GROWTH 災害の悲しみを強さへ

→日本国内の災害発生時に質の高い教育支援を一刻も早く届ける子ども支援「sonaeru

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

https://cfc.or.jp/

経済的な困難を抱える子どもたちに塾や習い事などで利用できるスタディークーポンを配布することで、教育格差を解消し、貧困の世代間格差を断ち切ることを目標にしているチャンス・フォー・チルドレン。

教育用途に使用が限定されるスタディークーポンで、子どもは塾などの教科学習以外にもスポーツや音楽など幅広い活動に取り組むことができる。

また、「ブラザー・シスター制度」と呼ばれる大学生ボランティアが電話や面談を通して、クーポン利用に関するアドバイスや進路・学習相談を行う仕組みがある。クーポンの有効利用を促進しながら、子どもは親・教師以外との交流を持ってもらえる。

NPO法人キッズドア

活動内容

NPO法⼈キッズドアは、2007年の設⽴以来、⽇本国内の⼦ども⽀援に特化し すべての⼦どもが夢や希望を持てる社会の実現に向けて活動しています。
貧困の連鎖を断ち切る為、⼩学⽣から⾼校⽣・若者まで幅広い層への無料学習会の運営を中⼼に、居場所⽀援、社会問題に対する啓発活動や政策提⾔、地⽅創成までその活動は多岐にわたります。
私たちを応援してくださるボランティアや企業、⾏政や政府と連携し、⼦どもたちの幸せのためにみなさまと共に歩む団体であり続けます。

https://kidsdoor.net/

キッズドアは「すべての子どもが夢と希望をもてる社会へ」をVisionに、①教育支援事業(学習支援、居場所支援、キャリア/体験活動)、②普及・啓発・アドボカシー(政策提言、調査研究、人材育成、講演・イベント)③地方創生(キッズドア東北事業部公式サイト、コンサルティング、公営塾運営)を行っている。

NPO法人放課後NPOアフタースクール

https://npoafterschool.org/

放課後NPOアフタースクール from 放課後NPOアフタースクール on Vimeo.

私たちは、すべての子どもたちに安全で豊かな放課後を届けるために、
子育て世帯を取り巻く社会課題解決を目指し、放課後改革に挑戦していきます。

https://npoafterschool.org/about/mission/

子どもの問題(放課後=犯罪が多い危険な時間、孤独さや自己肯定感の低さを感じるなど)と親の問題(共働きの増加、学童保育の減少、子育てにお金が掛かりすぎる)という社会課題がある中で、「子どもたちの放課後を救え!」というミッションを掲げる放課後NPOアフタースクール。

アフタースクールの特徴
①放課後の小学校に開校すること
②1~6年生まで誰でも参加可能なこと
③市民先生と呼ばれる地域の方、プロの方、企業の方によるプログラム
子どもの声からプログラムが生まれるのも素敵な特徴。

企業とコラボして新しい取り組みを生み出す「企業×NPO」にも力を入れている。株式会社セールスフォース・ドットコム・ソニーグループ株式会社と共同で「プログラミングの旅」が一例である。

NPO法人Chance For All

「生まれ育った家庭や環境でその後の人生が左右されない社会の実現」をミッションに「こどもたちのための」学童保育CFAKidsを運営するChance For All。子どもにとって「比較されない場所」「第二の家庭」「成長の場」である学童づくりを目指す。

また、日本の学童保育職員の待遇(全国9万3千人の8割が非正規雇用、週5以上勤務の職員の給料が年収150万以下)を問題視し、職員をプロフェッショナルに育てるとともに、それに見合った報酬を提供することを掲げている。

キズキ共育塾(株式会社キズキ)

https://kizuki.or.jp

不登校・中退・引きこもりを経験した人、通信制・定時制高校からの受験が不安な人、社会人から大学に入り直したい人など「もう一度勉強したい人」に個別指導を提供するキズキ共育塾。

小学生の内容からでも一人ひとりに合った丁寧な学習面のサポートだけではなく、通塾や勉強への不安などのメンタル面のサポートもこだわりにしている。通塾タイプ(オーダーメイドコース・大学受験特化コース)、オンライン授業タイプ、家庭教師タイプの4つが基本コース。

認定NPO法人D×P(ディーピー)

D×Pは「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会。」を目標に、不登校・中退・家庭内不和・経済的困難・いじめ・虐待・進路未定・無業などによって発生する「10代の孤立」の課題解決に挑む。

オフラインとオフラインの双方で生きづらさを抱える10代にアプローチする。

オフライン
クレッシェンド:全4回の授業で通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。
居場所事業:週1回、高校生が居心地の良く、様々な人とつながれる場所づくり。
仕事体験活動:ひとりひとりに合わせた職場見学や仕事体験と通して働くイメージを持ってもらう。

オンライン
ユキサキチャット:困難を抱えた10代がLINEで進路や就職相談をできる。

他にも「食糧支援・現金給付」、「パソコン寄贈」、「無料のプログラミングキャンプ」などのプロジェクトも実施している。

認定NPO法人Teach For Japan

教室から世界を変えるをテーマに活動をするTeach for Japan。教育の質の向上・学校現場の教員不足を解決するために、教員免許の有無にかかわらず、独自の選考と研修を行ったうえで、連携自治体で教師として2年間の活動をできるフェローシッププログラムを運営する。

教員免許の有無に関わらず2年間、アメリカ国内の一流大学の学部卒業生を、国内各地の教育困難地域にある学校に常勤講師として赴任させるプログラムを実施するTeach For Americaが原型であり、イギリス、インドなど61各国に広がっている。グローバル組織であるTeach for AllにTeach For Japanも所属している。

SENSEI ノート

全国の先生同士が、教材など役立つ情報を互いに交換できるSNSサービス。 地域や場所による教育格差を埋める役割もある。

最後に

本ページは僕自身が勉強のために調べたものをまとめ、他の方にも役に立ってほしいという想いで作成しております。掲載している団体・企業様の権利を侵害したり、誤った情報を発信する意図はございません。万が一、そのような場合にはご指摘いただければ幸いです。

また、他にも「こんな素敵な活動をしている団体・企業がある」というオススメがある方は教えていただければ、今後の記事作成に活かさせていただきます。

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